「勉強しよう」と思っても、机に向かうと何から始めるべきかわからず、手が止まってしまった経験はありませんか?成績アップのために必要なのは、学習量だけではありません。質を高め、限られた時間の中で効率的に成績を上げていくには「計画的な学習」が必要です。とくに、見える化された勉強計画表を使えば、日々の勉強がスムーズに進み、モチベーション維持にもつながります。
この記事では、勉強計画の立て方をステップ形式でわかりやすく解説し、すぐに使える勉強計画表の無料ダウンロード可能なテンプレートも用意していますので、ぜひ役立ててください。
勉強計画表を作る4つのメリット
効率的に学習を進めたいなら、勉強計画表は非常に強力なツールになります。勉強計画表がもたらす4つのメリットについて紹介します。
やるべきことがひと目でわかる
毎日勉強を始めようと思っても、「何から手をつければいいのかわからない」という状態では無駄に時間を過ごしてしまいます。あらかじめ勉強計画表に1日の学習内容を書き出しておけば、その日のやるべきことが明確になり、スムーズに学習へ移れます。
「今日はこれ」「明日はこれ」といった形で目標が可視化されることで、集中力も高まり、勉強への取りかかりが楽になります。
目標に向かって焦らず取り組める
試験直前になって「あれもやってない、これもできていない」と焦るのは、多くの場合、計画不足が原因です。
日頃から計画的に勉強していれば、試験当日も余裕を持って臨むことができます。また、計画を立てる際にテスト範囲をきちんと確認しておくことで、勉強漏れや範囲の勘違いも防げます。
小さな達成を積み重ねることでモチベーションが続く
「今日は予定通りに終えられた」という実感が、勉強のやる気を保つうえでとても重要です。
勉強計画表を使えば、自分がどれだけ学習を進められたかを「見える化」でき、達成感を味わえます。小さな成功体験が積み重なることで、学習への前向きな気持ちが続きやすくなります。特に受験勉強など長期間にわたる場合、このモチベーションが貴重な原動力になります。
勉強する習慣がつきやすくなる
何をどのくらい勉強に取り組むかが明確になっていれば、勉強が生活の一部として定着しやすくなります。とくに、これまで勉強する習慣が身についていなかった人ほど、計画表による管理が効果的です。
毎日の勉強がルーティン化されることで、無理なく勉強を続けられるようになります。
わかりやすい勉強計画表の作り方
勉強計画を作る際は、自分に合った勉強計画を立て、わかりやすくまとめることが大切です。「見やすい・わかりやすい・取り組みやすい」の3つの要素でまとめられた勉強計画表を作るコツを解説します。
大きな目標と小さな目標を決める
最初に「志望校合格」や「通知表でオール5を取る」といった大きな目標を設定しましょう。その上で、具体的で小さな目標を立てていきます。
例えば「模試で80点以上を取る」「1日5ページ問題集を進める」など、自分が取り組みやすい目標を数値や期限とセットで考えると効果的です。
1日のうちで勉強できる時間を記入する
無理なスケジュールを組んでしまうと、長くは続きません。無理なく計画的に勉強を進めていくためには、自分が1日のうちで勉強できる時間を把握し、その時間に合わせて勉強計画を立てることが大切です。
特に部活や習い事がある人は、毎日勉強に割ける時間が不安定になりやすく、毎日同じ時間で勉強計画を立てていると、やがてその計画をこなせなくなってしまいます。
勉強計画表には1日ごとに勉強に割ける時間を記入し、勉強時間に合わせて勉強内容のボリュームを調整しましょう。
1日ごとの勉強計画を立てる
勉強計画表では、設定した目標をもとに、1日ごとの勉強計画を立てていきます。 まずは科目ごとに何をすべきか書き出してみましょう。理解しやすいよう箇条書きでも構いません。
そのうえで、各目標までの残り日数を計算し、1日ごとに必要な勉強内容を考えてみましょう。日によって勉強に割ける時間を考え、1日ごとの勉強時間に合わせて細かく分配していきましょう。
勉強スケジュールはシンプルなものにする
勉強計画表に書くスケジュールは、シンプルな内容にしましょう。
例えば「数学1時間、学習ワークを2ページ」「英語1時間、教科書〜から〜ページの復習」など、簡単に記入する程度で十分です。想定外のことを考慮して目標に対して逆算した形である程度余裕を持ってスケジュールを組めるようにしましょう。
自分が見やすいサイズで作る
勉強計画表は常に見直して意識することが重要です。自分が見やすいサイズで作成し、目に入りやすい場所に置いておきましょう。
机に貼る、手帳に挟む、スマホで管理するなど、自分にとって一番使いやすい形にするのがポイントです。
勉強計画表をダウンロードして有効活用しよう
無料で使える勉強計画表のテンプレートを用意しました。
長期的に叶えたい目標と、その目標から逆算した今週の目標に分けて達成しやすい目標を書くようにしましょう。
計画表に長期的な目標を書くことで、自分が達成したいことを意識する機会が増え、やる気の維持にもつながります。
目標を書いたらそれぞれの曜日の欄に1日のうちで勉強できる時間と、その日にやる内容を箇条書きで簡単に書いていきます。その日やり終えた内容に棒線を引いて達成感を得られるようにしましょう。
こちらが勉強計画表のテンプレートとなっております。ぜひ印刷してお使いください。
勉強計画を立てるときのポイント
勉強計画表を作るうえで何より気をつけたいのが、自分に合ったスケジュールを立てることです。自分に合う勉強計画を立てるコツを解説します。
優先順位をつけて管理する
毎日限られた時間のなかで効率よく勉強するには、「今取り組むべきこと」と「後回しでよいこと」を明確にすることが大切です。
たとえば、テスト直前には苦手な単元を重点的に復習することや、スケジュール通りに達成できてないものから優先度の高いものを選び片付けることを意識しましょう。
また事前に「今日中に必ず終わらせたいタスク」と「時間があれば進めたい内容」を分けて記入しておくと、優先順位が自然と明確になります。
具体的な勉強量を重視する
実のある勉強時間を過ごすためにも、勉強時間の長さにこだわるのではなく、「〇月までに参考書を2冊終わらせる」「これまで取り組んだ参考書を解き直す」など、具体的な勉強内容や勉強量を意識してみましょう。
時間で目標を決めると、学習の質が高くなくても「○時間勉強した」と満足してしまうかもしれません。
復習に取り組む日を作る
勉強計画の中には、復習する日も設定しましょう。1回の勉強ですべての知識が定着することはほとんどありません。学習したことをしっかり身につけるためには、繰り返し学び、記憶を定着させることが大切です。
1週間のうち、または1日の勉強時間のうちに復習にあてる時間を設けるようにしましょう。
調整日(時間)を作る
勉強計画は、すべて計画通りに進むとは限りません。そこで、後で軌道修正ができるよう勉強計画の時点で対処しておく必要があります。
勉強の進み具合が遅れてしまった場合に対応するための調整時間として計画の無い時間を作りましょう。
第三者にアドバイスをもらう
「どんな勉強計画が自分に合っているのかわからない……」という人は、先生や塾の講師など信頼できる第三者に相談してみましょう。客観的な視点からあなたに合った勉強のやり方を提案してくれるはずです。
休憩の取り方のコツ
集中力を保ちながら勉強を継続するためには、上手に休憩を取り入れることが欠かせません。長時間集中し続けようと無理をすると、かえって学習効率が落ちてしまいます。ここでは、効果的な休憩の取り方をご紹介します。
休憩中にスマホを触らない
休憩中にスマホを見ると、ついSNSなどに時間を取られ、勉強に戻るまでに時間がかかってしまいます。脳や目をしっかり休めるためにも、スマホには触れず、散歩やストレッチ、目を閉じてリラックスするなどの過ごし方がおすすめです。
糖分を摂取する
長時間勉強していると、脳がエネルギーを消耗して集中力が落ちやすくなります。休憩中にチョコやラムネなどで少量の糖分を補給することで、学習のパフォーマンスを維持しやすくなります。ただし、摂りすぎには注意しましょう。
休憩に仮眠を取り入れる
疲れがたまってきたときには、10〜20分程度の短い仮眠を取るのもおすすめです。脳や目を一度休ませて、勉強を再開したときに集中力が戻るようにしましょう。
まとめ
勉強計画表は、目標達成に向けて着実に歩むための「地図」のような存在です。何を、いつ、どれだけやるのかが明確になれば、日々の学習はスムーズに進むようになります。
特に、以下の点を意識することで、計画が「立てただけ」で終わらず、「実行につながる」ものになります。
・無理のない分量と自分のペースに合わせる
・復習日や調整日も計画に組み込む
・優先順位をつけて管理する
これらのことを意識して、目標に向かって学習を進めていってください。









