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作文の書き方|中学生向けにコツと例文+原稿用紙の正しい使い方をわかりやすく解説

「作文が苦手」という方は多いのではないでしょうか。「何を書いていいかわからない」「うまく書けない」といった悩みの多くは、書き方のルールや型を知ることで解決できます。この記事では、作文の書き方を4つのステップでわかりやすく解説します。例文や原稿用紙の使い方も紹介するので、苦手な方はぜひ参考にしてみてください。

この記事を参考にすれば、作文が苦手な人も、自信を持って作文に取り組むことができるようになるはずです。

ステップ1:テーマを決める

作文を書くとき、まず悩むのが「テーマ選び」。特別な体験やすごい出来事を書く必要はありません。日常生活の中で感じたこと、うれしかったこと、悔しかったことなど、身近な出来事で十分です。

例:

・家族と過ごした時間
・学校でのクラブ活動
・読んだ本から学んだこと

こういった日常の活動についても、「なぜそれを書きたいと思ったのか」を一言添えるだけで、作文のテーマとして成立します。

タイトルは最後に決める

タイトルは本文を書き終わった後に決めましょう。文章を書き始める前にタイトルをつけてしまうと、タイトルにとらわれて文章に広がりがなくなってしまう可能性があります。文章を書き終わった後であれば、本文の内容をもとに適切なタイトルをつけることができます。

ステップ2:構成を考える(導入・本論・結論)

作文のテーマが決まれば、次にそれを元に構成を考えます。作文の構成を考えることで、全体が整理され、読みやすい作文を書きやすくなります。ここでは、導入、本論(理由・根拠)、結論の3つのブロックを用いて、構成を考えるポイントを紹介します。

・導入

導入では、テーマを紹介し、読者の興味を引くような文章を書くことが大切になります。導入では、簡潔にテーマを述べ、後に続く文章の内容を伝えましょう。 具体的にはいつ、どこで、どんな出来事だったかを書きます。

例:

去年の夏、私は家族とアメリカへ旅行しました。現地の人々と関わる中で、日本との文化の違いをいくつも感じました。

・本論(理由・根拠)

本論では、テーマに対する自分の意見や考えを根拠とともに説明します。論点ごとに段落を分けて整理し、それぞれの論点に対して具体的な根拠や例を挙げることで、説得力のある文章が書けます。

例:

アメリカでは、知らない人にも笑顔で挨拶をするのが自然なことです。最初は戸惑いましたが、すぐに気持ちが和らぎました。
また、レストランではチップを渡すのが当たり前で、サービスへの感謝を行動で示す文化があることにも驚きました。
さらに、集合時間に遅れても気にしない人が多く、日本の時間に厳しい文化との違いを感じました。

・結論

結論では、理由・根拠で述べたことを踏まえて、最後に自分の意見や考えをまとめます。結論は読者に印象に残るように、簡潔かつ強調することが大切です。
例:

この旅行を通じて、文化の違いは驚きだけでなく学びでもあると感じました。これからも異なる文化に触れ、自分の視野を広げていきたいです。

ステップ3:構成に沿って内容を具体化する

構成(導入・本論・結論)を考えたら、各パートに何を書くかを具体的に考えていきましょう。 たとえば「導入」ではいつ・どこで・どんなことがあったか、「本論」では感じたことやその理由、「結論」では何を学んだかを整理します。箇条書きにするのもおすすめです。 こうした下準備をすることで、実際に書くときに迷わず、すっきりとした作文になります。

構成ごとに文字数を割り当てる

文章のバランスを保つために、各部分に割り当てる文字数をあらかじめ決めておくことがおすすめです。導入、本論(理由・根拠)、結論にそれぞれ10%、70%、20%の文字数を割り当てるとバランスがよい文章になることが多いです。

「海外旅行で感じた文化の違い」の場合:

・導入:海外旅行で文化の違いを感じたことを紹介(全体の10%)

・本論(理由・根拠):日本とアメリカで感じた文化の違いとその考察(全体の70%)

– 違い1:挨拶の仕方とその意義
– 違い2:食事のマナーとその背景
– 違い3:チップ制の違いとその背景
– 違い4:時間に対する考え方とその理由

・結論:異文化を理解することが重要であると結論付ける(全体の20%)

ステップ4:文を整える・見直す

構成通りに書けたら、最後は見直しです。以下の4つのポイントを確認するだけで、作文の完成度はぐっと高まります。

文末の「口調」を統一する

「です・ます」「だ・である」が混在していないか確認しましょう。

NG例:

私は野球が好きです。毎日練習に励んだ。

OK例:

私は野球が好きです。毎日練習に励んでいます。

最後まで同じリズムで書くことで、読みやすい文章になります。

主語と述語をセットで関係

分の始まり(主語)と終わり(述語)が正しくつながっているか確認します。

私の将来の夢は、プロ野球選手になりたいです。

「私の将来の夢」が主語で、「なりたいです」が述語になるので、意味が通じません。この文を正しく修正すると以下のようになります。

私の将来の夢は、プロ野球選手になることです。

1文が長すぎるとこのミスが起きやすいため、「。 」で文を短く区切るのもコツです。

修飾語の位置に気をつける

説明する言葉(修飾語)は、説明したい単語のすぐ近くに置きましょう。離れすぎると、別の意味に伝わってしまうことがあります。

迷いやすい文:

きれいな母が作ったブローチ

「母」がきれいなのか、「ブローチ」がきれいなのか、2通りの意味にとれ、読み手を迷わせてしまいます。

分かりやすい例:

「母が作ったきれいなブローチ」

どの単語を説明しているかを考え、セットになる言葉同士をくっつけるのが、読みやすい文章を書くコツです。

文字数と丁寧な字

最後は、原稿用紙のルールと見た目の確認です。文字数は最大文字数の9割以上を書くことがよいとされています。最大400字であれば360字以上、最大800字以内であれば720字以上書くようにしましょう。

また、読み手に気持ちが伝わるよう、HB以上の濃さの鉛筆で、一画一画はっきりと書きます。誤字脱字がないか、消しゴムの消し跡が残っていないかまで確認できれば完璧です。

作文での原稿用紙の使い方

原稿用紙の使い方やマスの空け方をマスターし、かぎかっこの使用も正確に行いましょう。これにより、文章が整然とし、見栄えがよくなります。「海外旅行で感じたこと」の作文例を用意しました。作文例をもとに順番に確認していきましょう。

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1. 一番右の行にタイトルを書きます。題名は、上を2マス空けて書き始めます。

2. 二行目に名前を書きます。名前は、行の下が1マス空くように書きます。また、名字と名前の間は1マス空けます。

3. 段落が変わる際には、改行を行い、新しい段落の始めに1マス空けて文章を開始します。これにより、段落の区切りが明確になり、読者にとって理解しやすくなります。

4. 句読点(「。」や「、」)は、1マスの右上に書きます。ただし、句読点は、行のはじめに書くことはできません。行の最後で句読点がくる場合は、最後のマス目に文字といっしょに書きます。

5. かぎかっこ(「」)を使用する際には、改行を行い、1つ目のマスにかぎかっこ(「)のみを書き、文章を始めます。また、終わりの句点(。)とかぎかっこ(」)は、同じマスに書きます。会話文のあとに続ける文は、原則として行を変えて書きます。それが段落の変わり目でない場合1マス空ける必要はありません。

6. 次のページに進む場合、ページの始めのマスを空ける必要はありません。

まとめ

この記事では、作文の書き方やコツを例文で紹介し、ルールや気をつけるべきポイントを確認しました。型を学び、ルールを守ることは作文を上手く書く一歩目となるでしょう。テーマの決定、構成の考慮、ルール、そして見直しの仕方を自分のものにし、作文を書く力を磨いていきましょう。

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